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| ■薔薇の肖像 |
薔薇を描いた画家
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薔薇を描いた作家は、古くから、多い。なぜだろう?・・・
画商になった頃は良く分からなかった。
そのうち、薔薇を描いた作品はお客様に受けている事を知った。
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薔薇を描いた作家の中で誰が、好きか?・・・
私にとって好きな薔薇の作品は、児島善三郎であった。
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装飾的にデフォルメされた、モダンな薔薇。 |
だからといって、どの薔薇の作品も良いとはいえない。
梅原龍三郎の薔薇は人気も高いし、
花の見事さは素晴らしいが香りが足りない。
中川一政は、薔薇の作品が実に、多い。
薔薇というよりも、画家自身の自画像のように思われる。
むしろ、なぜ、一政はあれほどまでに、
薔薇を描きつづけたのであろうか?・・・
薔薇への思い込みは画家、それぞれに違う。
薔薇は美しすぎて、描きたくないという画家も居られる。
薔薇の花の形の多様さ、品性。茎の尊厳さ。
香り、花瓶や、テーブルクロス等の取り合わせ、
遊び心のある児島善三郎の薔薇の作品は、好きである。
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