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つれづれ草


(株)薔薇画廊
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■薔薇の肖像
 

  【奥谷 博 先生】   薔薇のこと                           

    〜略〜

    私が薔薇を描いたのは、ある百貨店の美術部創設、八十周年記念のために

   カレンダーを制作したときである。


   そこの包み紙が薔薇のデザインだということで描くことになったが、それがパリ支

   店のクリスマス・カードにも使われたようだ。それと、二・三の画商さんに描いた記

   憶があるくらいである。





私は花をよく描くが、芯のあ

る花が好きである。


なぜなら花のポイントになり、

絵になりやすいように思うか

らだ。


 

   薔薇は、第一に花として制作する場合に、大変難しいモチーフで卑俗になりやすい

  ように思う。


   薔薇を薔薇らしく、気品のある作品として制作した作家は少ない。ワシントン

  のナショナル・ギャラリーにある1890年作のゴッホの「ROSE」(71x90)と、

  1932年作の安井會太郎の「薔薇」(62.8x51.8)は好きな作品として頭に

  浮かんでくる。

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